看護系の仕事は一般的には給料が高めであり、安定して仕事ができるメリットも考慮すると望ましい業界として捉えられることがよくあります。
しかし、看護師の場合には給料が特に高くて安定してはいるものの、高給与を目指したいと考えると昇進やキャリアアップをしなければならず、厳しいのも事実です。
看護師の場合、看護部長を目指して看護師長や看護主任へのキャリアアップを行っていかなければ大幅な給与の上昇は見込めません。
病院の場合にはその狭き門をくぐり抜ける必要がありますが、クリニックや老人ホームなどで働いている場合にはそのような大幅な昇給の機会すらないことも珍しくありません。医療業界の中で上手く給与アップができない人の場合は、転職をすれば高給与になれる可能性があります。
業界として給与水準が高く、他分野からの参入も求めているIT系を選んで転職するのがその方法の一つです。情報システムの開発はIT業界のトレンドであり、医療システムや介護システムの開発はその大課題として多くの企業が取り組んでいます。既に開発されたシステムよりも使い勝手の良いものを生み出して競争に勝ち抜くためには、現場で働いてきた人の声が求められています。
情報技術をある程度学んで、自らシステム開発に携われるエンジニアになることができれば、成功の暁には飛躍的な昇給が望めるのです。
看護系で働いてきた経験を生かして、IT系に転職するのを考慮してみると良いでしょう。